登記の種類について

登記の種類について

登記には、不動産の登記と他にも種類があると聞きました。
不動産の登記や、その他の登記について教えてください。

登記には大きく２つの登記があります。
それは、『不動産登記』と『商業登記』です。

不動産登記とは、
『○○町の10番に木造で2階建て屋根は瓦の床面積は○㎡の建物を○年○月○日に新築しました』
『この家の所有者はどこどこに住んでいるAさんです』
『この建物を何㎡増築しました』
『Aさんは所有するこの土地をBさんに売却しました』
『この不動産を担保にお金を銀行から借りました』
このような不動産に関係することを、登記所に届けて、登記記録に記録してもらう登記のことを指します。

不動産登記は、不動産、すなわち『建物（家屋）』と『土地』の登記のことです。

不動産登記は、『表題（表示）登記』と『権利の登記』の２つに大きく分かれ、それぞれに登記の種類がたくさんあります。

マイホームを新築したときには、『建物表題登記』と『所有権保存登記』を行うのが一般的です。
住宅ローンを利用する際には、『抵当権設定登記』を行います。

他にも色々な登記がありますので、『不動産登記を行う』と一言で言っても、実際に何の登記をすべきなのかは、ケースによって異なります。

『商業登記』は、会社の設立の登記や、役員の変更などの登記のことです。