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自分で売買

自分で売買、そのノウハウを公開

最近、不動産の売買に必要な登記である

『売買による所有権移転登記』を買主が自分で行うための相談が増えています。

前年比、

10倍くらいでしょうか。

 

不動産売買の時の登記を自分で行う人は少ないだろうと思っていましたので、

びっくりしてます。

 

 

そこで、

 

今回は、

不動産を購入する買主が、

自分で不動産の売買に必要な登記を行うためのノウハウをいくつか紹介します。

 

 

 

不動産を購入する際、行う登記は、

『売買による所有権移転登記』です。

 

 

『売買による所有権移転登記』は、

普通の登記と異なり、

不動産の売主と買主が共同で行う登記なのです。

 

 

買主が金融機関からお金を借りて不動産を購入する場合は、

『抵当権設定登記』を併せて行います。

買主が現金にて不動産を購入する場合は、『抵当権設定登記』は不要です。

 

 

 

『抵当権設定登記』も、お金を貸す金融機関と、お金を借りる人が共同で行う登記です。

『抵当権設定登記』を自分で行うには、金融機関の協力が必要です。

そのため、金融機関の協力を得られないと、『抵当権設定登記』を自分で行うことができず、

司法書士に依頼することになります。

 

 

 

不動産を買主が現金で購入する場合、

自分で登記を行うことで1つ問題があります。

 

それは、不動産仲介業者が嫌がることがあるのです。

大きな理由として2つ考えられます。

1:自分で登記を行うことで、登記をミスし、不動産売買に問題が生じることを危惧

2:自分で登記を行うことになると、指定の司法書士に依頼できなくなり、

  司法書士からバックマージンがもらえなくなることを嫌うため

 

1の登記のミスの解決方法は、

事前に登記所の登記官等に申請書類をチェックしてもらうことで、

100%ミスを防ぐことができます。

 

2の不動産仲介業者が司法書士からバックマージンがどうしても欲しい場合、

その不動産仲介業者は断り、他の不動産仲介業者に変更すればよいでしょう。

そもそも、不動産仲介業者は、登記には関係ありません。

口を出す権限はないのです。

不動産仲介業者に対し不信感があり別の業者に依頼しますと伝えるとよいでしょう。

 

 

まれに、売主が買主が自分で登記を行うことを嫌いますが、

これは全く問題がありません。

売主は司法書士に依頼し、買主が自分で登記を行えば良いのです。

 

不動産売買では、売主は買主から売買の代金をもらえれば、何のリスクもありません。

買主は、時間的に余裕を持ち、申請書類を作成し、登記所でチェックを受け、ミスを100%なくしましょう。

 

 

◆事例1
融資を受けて土地を購入されたAさん。

Aさんのケースでは、2つの登記を行う必要がありました。

・『売買による所有権移転登記』

・『抵当権設定登記』

融資を受ける金融機関が、登記は司法書士でないとダメと主張したため、

『抵当権設定登記』は、Aさんが探してきた司法書士に任せ、

『売買による所有権移転登記』は、買主であるAさんが、自分で登記を行いました。

 

◆事例2
現金で土地と建物を購入されたBさん

Bさんのケースでは、1つの登記を行う必要がありました。

・『売買による所有権移転登記』

売主は、司法書士に依頼し、買主であるBさんが自分で登記を行い、

一緒に申請し、無事に登記は完了。

 

◆事例3

現金で土地を購入されたCさん

Cさんのケースでは、1つの登記を行う必要がありました。

・『売買による所有権移転登記』

売主は、買主であるCさんに依頼し、Cさんが自分で登記を行い、登記は完了。

 

 

よく誰かに、登記は土地家屋調査士や司法書士の専門家に任せないとダメと言われ、

すぐに、自分で登記を行うことを諦める人が少なくありません。

ダメと言われたら、

なぜダメなのか、

問題点を知り、

解決していく、

自分で登記を行う場合、このような姿勢が必要です。

 

 

簡単に諦めないで、

登記を楽しみましょう!!

 

 

 

 

あなたは、どう思われましたか?

メルマガの感想を書いていただけるとうれしいです。

感想は下記のページからお願いします。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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■編集後記

書籍『自分で登記をする会1』は、

2011年7月に出版し、増刷、改訂を重ね、

現在、

『自分で登記をする会1 2013-2014』を販売中です。

 

多くの方に、

ご購入いただき、

在庫があと少しとなりました。

本当にありがとうございました。

 

 

Amazonでは、あと11冊で完売です。

『入荷予定あり』となっていますが、入荷予定はありません。

出版元が言うのですから本当です(笑)。

 

 

 

 

出版される大多数の本は、

3000冊、4000冊、と印刷製本しても、

数百冊しか売れず、

売れ残った本は裁断され、破棄されます。

 

 

『自分で登記をする会』を、

出版した時、

どうなるかと思いましたが、

多くの人に読んでいただくことができました。

本当に、

本当に、

うれしいです。

 

 

年内には、

書籍『自分で登記をする会1』は改訂し、

販売を再開しますが、

発売の時期は未定です。

 

完売後当分の間、

中古本しか流通しません。

 

必要な場合は、お早目にお求めください。

 

 

前回、

2012年11月22日に完売、

Amazonで『自分で登記をする会』の中古本が

プレミアがつき、10万円で販売されていました。

1800円の本でしかも中古なのに、信じられない高値ですね。

今回は、いくらになるのでしょう。

 

読み終えた本を売るなら、完売後すぐがチャンスかも知れませんね。
ただ、読み終えても、手元に残して欲しいですが・・・・・

 

 

申し訳ありませんが、

書籍『自分で登記をする会2』の制作は遅れています。

発売の目途が立ちましたら、メルマガにてお知らせします。

お楽しみに。


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