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ハウスメーカーの裏情報の入手方法知ってる?!

ハウスメーカーの裏情報の入手方法知ってる?!


こんにちは!

 

自分で登記をする会です。

 

以前、液状化により被害を被った被災者が三井不動産を訴えたニュースをお伝えしました。

 

2012年8月15日、

千葉県浦安市の住民87人(54戸)が、東日本大震災によって液状化被害が起きたのは、地盤改良工事を行わずに分譲地を販売した三井不動産の不幸行為だとして、19億6500万円の損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に起こしました。
同様の裁判はこれで4件となり訴額の合計は33億7350万円です。

 

三井不動産は、争う方針のようです。

 

このニュースから読み取れる情報はたくさんありますが、
次の3点に注目した場合何がわかるでしょうか?

・訴えた日 2012年8月15日
・裁判所 東京地方裁判所
・被告 三井不動産

 

 

 

答え

裁判の内容と結果です。

 

ご存じかと思いますが、

裁判は、通常は公開されていて、誰でも傍聴と言って、見ることができます。

 

有名な裁判で、

傍聴をしようとして整理券を入手するのに並んでいる光景をテレビで見かけたことはありませんか。

 

 

今回のお話は傍聴ではありません。

 

 

登記された登記記録を誰もが見ることができるように、

この三井不動産との裁判の訴状から結果のわかる判決書、もしくは和解書までの書類などを、

誰でも閲覧することができるのです。

※ストーカー被害、企業秘密に関わるような裁判は閲覧制限があり、当事者や関係者のみの閲覧になります。

 

 

三井不動産がどのような主張をしたか、

被害者らは、どのような根拠に基づき、主張したか、

損害額をどのように算出したのか、

誰が、訴えたのか、

代理人に依頼したのであれば、弁護士は誰なのか、

最終的に、裁判官はどのような判決を下したのか、

いくらで和解したのか、

 

 

裁判に関係する具体的なことが全てわかります。

それも、閲覧にかかる費用は、

たった150円です。

 

 

ただ、三井不動産の裁判については興味のない方もいられると思います。

 

 

そこで、

これから新築するとしたら、

依頼しようとするハウスメーカーが訴えられた裁判のことは知りたくありませんか?

 

・ハウスメーカーがどのようなもめごとを抱えているのか、

・ハウスメーカーがどのような言い訳をしているのか、

・問題となっている建物はどこにあるのか、

・誰と争っているのか、

・どのような結果になったのか、

などなど

 

全てわかります。

 

 

規模にもよりますが、

多くのハウスメーカーはいくつもの裁判を常に抱えています。

瑕疵によるトラブル、

契約のトラブル、

など

など

 

 

このような裁判は、マスメディアは取り上げることはありません。

 

特に、大手ハウスメーカーは、テレビ局やラジオ局、新聞社にとって大事なお客様です。

取り上げることはないでしょう。

このような理由から、消費者は知ることができません。

 

 

しかし、裁判所で記録を閲覧すれば、誰でも知ることができます。

 

 

 

過去に、あるハウスメーカ-の裁判記録を閲覧をしました。

 

この裁判は、

あるハウスメーカーが新築した建物が、

雨漏りにより建物の内部が腐り、

違法建築であることが判明し、

建築主がハウスメーカーに建て直し費用を請求した裁判です。

 

このハウスメーカーのイメージは、わりとよい方でしたので、

ハウスメーカーの言い訳、

ハウスメーカーのその対応

など

など

驚きの連続でした。

 

 

この裁判は、

ハウスメーカーが被害者に1200万円を支払うことで和解をしましたが、

被害者は直すことでは納得できず、壊して建て直すことになりました。

 

建築主はトータルで3000万円を超える損害を被っているようです。

大きな金額です。

 

 

裁判の書面の内容から、ハウスメーカーの内部事情もよくわかりました。

雨漏りに対してのいい加減な対応

違法建築物を勧める営業担当

会社の姿勢が、とてもわかりやすいです。

 

 

どのハウスメーカーも仕事を得る時の応対は素晴らしいかも知れませんが、

裁判になると、態度が豹変するハウスメーカーがあります。

 

裁判の結果がどうであれ、ハウスメーカーは、裁判の書類を隠すことはできません。

ハウスメーカーの本当の素顔を知るために裁判所に行かれてみてはいかがでしょうか。

 

 

この方法は、いいことばかりですが、

1つだけ問題があります。

 

それは事件を特定することが難しいことです。

裁判所の記録係の担当者が面倒なことを嫌うケースもあります。

裁判所の記録係の担当者によって対応が異なるため、

残念ですがこうすれば必ずできるというノウハウはありません。

 

今のところわかっているポイントは、裁判の記録をある程度絞り込んで特定するということです。

 

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編集後記

建築条件付の土地売買に関してのトラブルが多く、同様のトラブルが発生し、

裁判になっていないかと考え、裁判記録の閲覧をしてみました。

裁判は、公開されているのですが、ニュースにならない裁判は多くの人が知ることはありません。

還って、多くの人が知らない方がよいこともあるのかも知れません。

 

ただ、個人的には、知るすべがあれば知ることでリスクを抑えることは可能ではないでしょうか。

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