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地震保険は、本当にお金がもらえるの?!

地震で被災したら地震保険は本当にお金が支払われるの?!


自分で登記をする会です。

 

2012/2/18の『週刊東洋経済』を読んだのですが、
原発事故で被災された方が本当に気の毒です。

 

東京電力が当初配布した個人用の賠償の書類の中に、

東京電力から受領したら、その後は追加の請求を認めないという文言が盛込まれていたようです。

東京電力は、

「すぐにお金をやるから、和解して今後はお金を請求するな」

こんなことを言いたいのでしょうか?

酷いですね。

 

 

この書類の中で、被災者への慰謝料は、月10万円が基本とされました。
この金額は、交通事故時の自賠責保険の慰謝料を参考に決められたようです。
そして、半年後からは半額の5万円になるようです。

生活基盤を失ったのですから、交通事故と同じにされては原発被害者がかわいそうです。

 

東電のいいなりにならないようにするには、東京電力と裁判するしかありません。
しかし、裁判は費用と時間がかかります。
貯金を切り崩して生活をしている個人にとっては酷ではないでしょうか。

 

昨年、福島県二本松市にあるゴルフ場運営会社二社が、

放射性物質の除去と損害賠償を求めた裁判が東京地裁で始まったようです。

東電側は、「飛散した放射性物質は東京電力の所有物ではないため、

ゴルフ場から検出された放射性物質には責任がない」と裁判で主張しているようです。

 

東京電力の福島第一原子力発電所から、放出された放射能です。

当然、東京電力に責任はあるでしょう。

 

東京電力の被害者への対応の悪さは酷いです。

 

ここでも自分の身は自分で守ることが求められています。
裁判も自分でできます。
被災者には、泣き寝入りせずに頑張って欲しいですね。

 

 

今回は、地震保険についてお話します。

地震保険 保険金が払われない

2012年2月23日のNHKのクローズアップ現代

「マンションを救えるか ~見直し迫られる地震保険~」

を見られましたか?

 

東日本大震災で過去最高の1兆2000億円が支払われた地震保険。
地震に備えて、地震保険に新規加入者が増え続けています。

 

しかし、地震で被害があったとして、本当に保険金が支払われるのでしょうか?

私たちは、『保険というものは、払われない』ということを理解する必要があるようです。

 

東日本大震災で被災したマンションの住民から地震保険についての不満の声があがっているようです。

千葉県浦安では被災した80棟のマンションで保険金がでなかったようです。

80戸ではなく、80棟のマンションです!

 

被災しても、保険金が出ないので、マンション住民でお金を出し合って修繕をしなければなりません。

分譲マンションでは、何か1つのことを決めるのも大変です。

修繕ができるのでしょうか?!

 

 

なぜ、これほど多くのマンションで保険金がでないのでしょうか。

 

実は、

地震保険は、柱や梁など「主要構造部」の被害のみ保険の対象となります。

そのため、主要構造部でない箇所が被災しても保険金は全くでません。

生活に不可欠なエレベーターや高架水槽などの設備の損傷が大きくても

「主要構造部」に被害がなければ保険金は全く出ません。

 

主要構造部は壊れにくい部分です。

今回の地震でも、主要構造部以外にかなりの被害がでています。

しかし、

地震保険は主要構造部に被害がでないと保険金は出ないのです。

 

 

マンションには地面の下に建物を支える鋼管杭があります。

これが無事であれば、水道やガスなどのインフラが壊れても、

基礎のしたの土が液状化して波打っても、

主要構造部分は無事と判断され保険金は出ません。

 

 

ある千葉県の分譲マンションでは、液状化により地面が波打ち、

それを直すために4億円かかるようです。

保険金がでないのに、4億円をどう捻出するのか、難しい課題です。

 

 

 

また、査定の区分が三段階のみのため、

 

被害の度合いが少し違うだけで受け取る保険金が10分の1になってしまうことや

査定のプロセスが見えにくい事への苦情も多いようです。

 

全損は、100%(時価が限度)
半損は、50%(時価の50%が限度)
の保険金が支払われます。

しかし、一部損になると

なんと

5%(時価の5%が限度)です。

 

分譲マンションの場合、全損や半損になる可能性はかなりかなり低く、

分譲マンションの大多数が一部損です。

 

分譲マンションは主要構造部が頑丈であるため、保険金が出ないということになります。

 

このような状況から、何とか保険金が多くでるように、

調査会社が査定したものを、被害の見落としがないか

損保会社の査定の根拠となった資料の開示を求め、

マンションの住民らで被害箇所を探しだし、

損害保険会社の調査会社に再度、査定してもらう動きがあります。

ある分譲マンションでは、損害割合15%の一部損から損害割合23%の半損に査定結果が変わりました。

 

一部損と、半損では、金額が大きく変わります。

損害保険会社の調査会社の査定を鵜呑みにせずに、自分で損害保険会社の査定結果に問題がないか、

疑ってかかることが必要ですね。

 

 

 

 

残念ですが、主要構造部に被害がないと保険金はでないのです。

 

 

東日本大震災のような大地震の際は、支払われる保険金は巨額になります。
そのため、損害保険会社(損保)は、できるだけ支払いたくないのが現状ですね。

 

 

本当か嘘かわかりませんが、

地震保険は元々見舞金の役割ていどのものらしいです。

見舞金に高い保険金を払っていたことになりますね。

 

 

『保険というものは、払われない』と思った方がいいようです。

あなたは、損害保険会社の対応についてどう思われましたか?

 

 

■編集後記

『地震保険は必要保険です』 

どこかの損害保険会社のキャッチコピーのようです。

詐欺ではないかと思います。

 

東日本大震災は、かなり大きな地震です。

かなり大きな地震でも、保険金がでないケースが多いのは、

損害保険会社は、保険金がでないような基準を作っているとしか思えないですね。

 

自分で損害保険会社に被害の情報を開示請求し、調査に見落としがないかを確認してください。

損害保険会社に再査定の依頼を行い、見落とし等や被害の見直しを行うことで、保険の金額を上げることも可能です。

一戸建てでも同様です。

 

地震に関しては、一戸建ては、分譲マンションよりは、頑丈ではないので、このような事にはならないように思います。

分譲マンションの方がリスクが大きいですね。

 

今回は、いかがでしたか?

ご不明な点はお気軽に質問してください。

また、感想など、お待ちしています。

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