登記費用で騙されない方法
登記費用で騙されない方法
   急に寒くなったと思ったら、日中は暑くて汗ばむくらいです。
          
          今回は、
          
          登記の費用
          
          についてお話をしますね。
          
          
          登記費用について、わかりやすく説明ができたと思います。
          
          感想をいただけると嬉しいです。
          
          
          
          説明は小説ぽく、会話にしましたが、登場名は書籍「自分で登記をする会」のキャラクターです。
          
          
          
          --------------------------------
          
          麻美:
          
          マイホームを新築する際の登記費用って高いなぁと思いませんか?
          
          何だかわからないものに
          
          40万円
          
          20万円
          
          ・・・
          
          この登記費用は登記をするための費用であることはわかりますが、
          
          何もわかりません。
          
          
          新築する際の登記費用について教えてください。
          
          
          
          
          芳樹:
          
          住宅ローンを利用して、注文住宅の一戸建てを建てる際に、ハウスメーカーや工務店など建築を依頼した営業担当者から登記費用は40万円くらいみておいてと説明があるな。
          
          ハウスメーカーや工務店などの営業担当者は、登記のことは詳しく説明はできないし、知っていても面倒なので説明はしない。
          
          
          
          
          香苗
          
          過去に何度も登記費用のことで相談を受けたけど。
          
          登記費用について説明していない営業マンって多いのよね。
          
          登記は全て司法書士がやると思い込んでいるある大手ハウスメーカーの営業マンがいたり
          
          ある大手ハウスメーカーの営業マンは、登記費用は国が定めた法律で決まっていると大嘘を平気で言っているしさ。
          
          
          
          芳樹
          
          そうだな。
          
          それが住宅業界の現状だな。
          
          登記費用については、ハウスメーカーや工務店や設計事務所などの営業担当者は知識が全然ない。
          
          知識がないから、でたらめなことばかり言う。
          
          
          
          麻美:
          
          そんな
          でたらめなことで40万円という大金を支払うお客さんは納得するのですか?
          
          
          香苗:
          
          お客さんはわけがわからないから、営業マンのいいなりになっているのが実情よね。
          
          
          
          
        芳樹: 
 そんなところだ。
          
          
          それでは、登記費用について説明するぞ。
          
          
          ハウスメーカーや工務店などの担当者が説明する登記費用とは、「報酬+登録免許税」のことだ。
          
          
          
          「報酬」は、登記の専門家である、土地家屋調査士や司法書士が得るお金のことだ
          
          中には、旅費として、交通費を別枠で請求する土地家屋調査士や司法書士もいる
          
          立会い料という、立ち会うだけでお金を請求する司法書士もいる
          
          これも報酬の一部と考えればいい。
          
          
          
          麻美:
          
          立ち会うだけでお金を請求されるのですか!?
          
          そんな商売があるのですか?!
          
          
          香苗:
          
          それがあるのよね。
          立ち会うだけでお金を取るなんて変でしょ。
          
          
          
          
          芳樹:
          
          続けるぞ。
          
          「登録免許税」は、登記をする際に必要な税金のことで、国の収入となる
          
          この登録免許税は、建物の大きさや構造や借金の額などで決まるルールがある
          
          誰もがルールに従う必要があるので、誰がやっても登録免許税の金額は同じだ。
              
          ※オンライン申請を使うことで若干安くなる可能性がある
          
          
          この「報酬」と「登録免許税」の2つを足したものが登記費用だな。
          
          
          
          
          
          
          麻美:
          
          登記費用=報酬+登録免許税 ですね!
          
          わけのわからない項目があったら、それは報酬の一部
          
          登記費用には登録免許税という税金が必要なのですね。
          
          
          
          芳樹:
          
          わけのわからない項目?!
          
          あながちまちがってはいないから、
          
          まぁいいか!
          
          
          
          
          香苗:
          
          登記によっては、登録免許税が不要な登記もあるのよ。
          
          例えば、建物表題登記、建物滅失登記、地目変更登記
          
          これらの登記には登録免許税は不要なの。
          
          
          
          麻美:
          
          登録免許税が不要な登記もある。
          
          税金がかからないのはうれしいですね。
          
          
          
          
          
          
          
          芳樹:
          
          話を登記費用に戻すぞ。
          
          その昔、登記の専門家である土地家屋調査士と司法書士には報酬規定というルールがあった。
          
          報酬規定とは、この登記をしたら、これだけの報酬を請求しなさいというルールだな。
          
          やる登記によって報酬額が全国一律である程度統一されていたわけだ。
          
          司法書士や土地家屋調査士が報酬規定を守らずに、報酬が安かったり、報酬が高かったりすると処罰されたんだ。
          
          
          
          麻美:
          
          報酬が安くてもダメなのですか?
          
          報酬が安いほうがお客様は喜びますよね。
          
          
          
          芳樹:
          
          そうだな。
          
          高くても、安くてもダメだ。
          
          同業者で内内で話し合って決めた金額で登記をやることで、
          価格競争を防止し、ダンピング(安売り)できないようにすることで、儲かる資格としての優位性を保とうとしたのだろう。
          
          
          
          
          香苗:
          
          同業者同士で登記の報酬金額を取り決めていたのよ。
          談合と同じよね。
        こんなことがまかり通っていたなんて信じられない。 
 芳樹:
          
          この報酬規定は、規制緩和の流れと独占禁止法に抵触するということで現在は存在しない。
          
          司法書士の報酬規定は平成15年4月1日より、完全に自由化され、報酬が安くても高くても罰せられることはなくなった。
          
          同様に土地家屋調査士の報酬規定も撤廃され、平成15年8月1日より完全自由化となった。
          
          
          しかし、未だに報酬規定に準じて報酬を決めています自分の報酬を正当化する土地家屋調査士や司法書士もいる。
          
          一般消費者に対して、見積り額の根拠になる数値があると便利だから使っているのだろうが、何ら法的な根拠はない。
          
          
          
          
          香苗:
          
          司法書士も土地家屋調査士も体質が古いのよねぇ。
          
          だから、知識のないお客様につけこんで法的根拠のない報酬規定を引き合いに出す。
          報酬規定が法律で決まっているとウソの説明
          
          こんな輩がなくならないのよねぇ。
          
          
          
          麻美:
          
          でも、よかったじゃないですか!
          
          自由化になれば登記費用は安くなりますね。
          
          
          
          香苗:
          
          それが、いいことばかりではないのよね。
          
          
          
          
          
          芳樹:
          
          報酬規定がなくなったから、
          
          1つの登記の報酬は、
          
          1万円でも、
          
          5万円でも、
          
          20万円でも、
          
          50万円でも、
          
          自由に金額を決めることができるようなったわけだな。
          
          
          どんな問題が生じるだろう。
          
          
          
          香苗:
          
          自由化になって、報酬が安くなり登記費用が安くなればいいけど、逆に報酬を高くしている司法書士や土地家屋調査士もいるよね。
          
          報酬規定というルールがあった時は、報酬が高ければ、罰することができたけど。
          
          報酬規定が撤廃されたから、罰することはできなくなったのよね。
          
          
          だから、新築した際の登記の見積りを3つの司法書士事務所に依頼したら、
          
          A司法書士事務所は20万円
          
          B司法書士事務所は40万円
          
          C司法書士事務所は30万円
          
          こんなこともあるのよね。
          
          
          
          
          芳樹:
          
          香苗の言うとおりだ。
          
          だから、合い見積もりをとらずに、言い値では高くとられている可能性は非常に高い。
          
          もし、登記の専門家に依頼するなら、合い見積もりを取るのは必須だな!
          
          
          
          
          麻美:
          
          自由化って悪い面もあるのですね。
          
          
          
          
          芳樹:
          
          そうだな。
          
          報酬の自由化は、良い面も悪い面もあるな。
          
          
          
          
          香苗:
          
          一部のハウスメーカーや工務店などは指定事務所で登記を依頼すると契約書に盛り込んでいるでしょ。
          
          ハウスメーカーの登記費用は言い値だから、相場より高いケースがほとんどだ。
          
          あれは、知識のないお客さんをカモにしているよね。
          
          
          
          芳樹:
          
          キックバックの関係があるからな。 ※キックバック リベートや賄賂(わいろ)のこと
          
          一般消費者は、ハウスメーカーや工務店、設計事務所のいいなりになっていると損をするケースがほとんとだ。
          
          営業マンを信じてしまい、一般消費者は、自分たちにとって不利な契約書にサインをしている意識は全くない。
          
          契約書は必ず目を通して理解し判断し、自分にとって不利な条件は拒むことが必要だ。
          
          言いなりになっていると、とんでもないことになる可能性があるな。
          
          
          
          麻美:
          
          ハウスメーカーは、有名人を使ってテレビで宣伝もしているし、大きな会社だから、
          そんな騙すようなことはしないと思います!
          
          
          
          
          香苗:
          
          麻美ちゃん
          
          ハウスメーカーは、お客様に契約書を見せて了解を得てから契約を結ぶのよね。
          
          だ・か・ら
          
          合法なの!
          
          騙しているわけではないのよ。
          
          
          
          
          
          芳樹:
          
          合法だから余計に性質が悪いと言えるけどな。
          
          
          
          
          じゃあ、登記費用についてまとめるぞ、
          
          ・登記費用=「報酬」+「登録免許税」 ※登記の種類によっては登録免許税は不要
          
          ・報酬については、報酬規定という司法書士と土地家屋調査士のルールは撤廃され、自由化となった。
          
          ・登記の専門家である土地家屋調査士と司法書士の報酬額は自由決めることができる。
          
          ・登記費用は、依頼する事務所によって金額が異なる。
          
          ・登録免許税は、誰がやっても同じ金額
             
          ※オンライン申請の場合、若干安くなる可能性がある
          
          ・登記の専門家に依頼する時は、必ず合い見積もりを取ること
          
          
          
          
          麻美:
          
          あなたは、登記費用について分かりましたか?
          
          あなたは、新築する際に、不利な契約を結ばないように、ちゃんと契約書を読んで納得した上で契約してくださいね。
          
          でも、自分で登記をすれば報酬の金額がタダになりますので、是非自分で登記にトライしてくださいね。
          
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