登記識別情報について

登記識別情報についてです。

登記識別情報「とうきしきべつじょうほう」と読みます。

これは一体なんでしょうか?

ちょっと難しい感じがします。
「・・・情報」という名前です。

「預証書」とか「完了証」とか 「証」 「書」の付く書類は、

書類で作成されていることを前提としています。

 

■発行される場所

法務局です。

 

■発行される人

登記名義を取得した人。

不動産の所有者になった人です。

(正確には、所有者だけではありませんが)

 

■なぜ情報というの?

インターネット経由での登記申請(オンライン申請)を可能にするためです。

そのため、不動産登記法が、平成16年6月に100年ぶりに大改正されました。

※但し、従来通りの紙による申請がなくなるわけではなく、オンライン申請と並んで書面申請も今後も認められます。

オンライン申請を導入するにあたり、どうしても避けて通れない問題点があります。

それは、オンライン申請は電子情報の送信によって行われるため、書面、つまり紙自体を

登記所に送ることはできないということです。

そこで、書面としての『権利証』の制度も変わりました。

これまでは、登記が完了すると、不動産の権利を取得した人には登記済証が交付されていました。

いわゆる「権利証」です。

いままでは、権利証を「持っている」ことが、不動産の権利者としての判断材料のひとつでした。

不動産を売却したり、担保に入れたりする場合には、この「権利証」を登記所に提出することが

必要だったのです。

 

今度の法改正で、この「権利証」の制度がなくなり、登記が完了しても今までのような「権利証」は

交付されないこととなりました。

 

■「権利証」に代わり『登記識別情報』が通知される

今後は、登記が完了すると、『登記識別情報』が通知されることになります。

登記識別情報とは、登記所が無作為に選んだ「12桁の英数字」です。

キャッシュカードやクレジットカードで使っている、「暗証番号」と同じように考えていただければ、

わかりやすいでしょう。

これからは、この番号を「知っていること」が、不動産の権利者としての判断材料のひとつとなります。

つまり、不動産を売却したり担保に入れたりする場合には、この『登記識別情報』と呼ばれる

「12桁の英数字」を登記所に提示することが必要となるのです。

他人に見られてはいけない番号であるため、法務局で受領する「登記識別情報通知」という書類には、

目隠しシールが貼られています。

 

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