自分で登記をする会です。
東日本大震災の影響により千葉県浦安市で大規模な液状化現象が起こりました。
茨城県でも同様に液状化現象は起きているようです。
阪神淡路大震災の時、 新潟県中越地震の時、 も大規模な液状化現象は起こっています。
液状化現象は、地震の際に地下水位の高い砂地盤が、地震の振動によって液体状になる現象です。
液状化現象によって比重の大きい建物などの構造物が埋もれたり倒れたりします。
比重の軽いマンホールや下水管などの構造物が地中から飛び出したりします。
以前、新潟県の小千谷市や長岡市に調査に行きました。
浦安と同様に道路のマンホールが地中から飛び出している箇所が数多くありました。
多くの建物は傾いていました。
傾いた建物は、一見すると何とかなるだろうと思いましたが、建物の基礎部分がダメになっているため、全壊扱いになっ
てました。
復旧する方法もありますが、かなりの費用がかかることと、何年後、何十年後に地震があり液状化になることを怖れて諦
める方が多くいました。
液状化現象の起きる場所は、旧河川埋立地、池の埋立地、田であった地盤の緩い場所などで起こります。
地盤が緩い場所に限定されるのです。
建物が被害を受ける以外に、地中に埋設してある「下水管」や「上水管」、「ガス管」なども同時に被害を受けます。
地中の中はぐちゃぐちゃですから、復旧するのにかなり時間を要します。
人間がしっかりとした基礎を支持層まで打ったとしても、自然の力にはかないません。
分譲マンションの販売業者や、戸建て分譲の販売業者は売ることしか頭にありません。
それが商売なのです。
被害があった土地も売らないといけません。
今後は、セールストークが変わるでしょう。
「最新の技術で施工しましたら今後は大丈夫ですよ。」 と言うかも知れません。
かなり頑丈にしたとしても費用を払うのは購入者です。
人間がいくら頑丈なものを造っても、自然の力の前では無力になることもあります。
販売業者のセールストークに騙されないように気をつけてください。
ところで、被災地に行ってきます。
以前から、被災地に何かできないかなと思い考えていましたが、いいアイディアがありませんでした。
なぜかというと、どこかの団体や機関に寄付をするのも一つですが、裏側を知るとどこも怪しいです。
寄付金が末端の方に届くまでにかなりのお金が減り、末端の人はどれくらいもらうことができるのでしょうか。
かなり疑問です。 また、どのように分けるのでしょうか。
考えた末に、 一番いい方法が何かわかりませんが、子供たちに喜ばれるものを寄付することにしました。
思いついたのは、お菓子です。
車に積めるだけお菓子を購入し被災地に自分で運ぶことにしました。
出発は来週です。
長文読んでいただきありがとうございました。
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